矢島晶子さん |
10才の女の子の役なんですけど、嬉しかったのは1時間枠なので、ちゃんと細かく丁寧に演じられて、とても人間的なところです。通常の(30分)アニメは時間制限がものすごく細かく、(ペースも)早いので、慣れてくると声をあてることはできるんですけど、人間の生理とは違うスピードで物事が進んでいくので、それとは違ったものがやりたいな、と思っているところにこの作品のお話がありまして、日常にものすごく近いしゃべり方の雰囲気や、役だったのですごく嬉しいです。 ただ、今のところ「ハッ」と、びっくりする一言でも、30分アニメで慣らされてきた「こういうパターンには、こう」という演技が出ちゃいそうになるので、そうじゃなくて、それは忘れて、ホントに驚いたときのリアルな演技ができないかと、思いながらやってみたんですけど、一回目にそれがどれだけ出てるかわからないのですが、なるべく1時間モノなので、ゆっくりとリアルな演技ができるといいな、と思っています。 |
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折笠富美子さん |
第1話では、わたしは後半部分からしか登場してないですけど、今後どうなって行くのかなぁ?と思いながら演じました。つばさちゃんを自分のペースに引き込んでゆく役ということなので、気合いを入れて緊張しながらやっていました。 |
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小山力也さん |
台本をいただいた時には、一体(この役は)どうなるのか、サッパリわからず、1話では、D・Dは日本語を全然しゃべってませんので、宇宙語ばっかりでしたので、この作品はどうなるんだ、と思ってました(笑) でも今日最初に監督から、この作品は、「北の国から」と「遊星からの物体X」を融合させたイメージという説明を聞いて、それがとても分かりやすくて、ああ僕は「物体X」係なんだなあ、と安心してやらさせていただきました(笑) どちらも、とても印象に残っている作品なので、そういうイメージがうまく合体して、おもしろいものになればとても素敵だな、と思います。2話から、日本語をしゃべるのが楽しみです(笑) |
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佐藤政道さん |
自分でイメージしていた英夫は、パン屋になるという夢を実現することと、亡くなった奥さんの思い出を取り戻しながら娘を母親の故郷で育てるために北海道へ行くことを、前々から娘の意見を聞きながら、ゆっくり時間をかけて決めていくのかと思っていました。が、意外と自分でどんどん決めていってしまう、強い親父なのかな?っと思っています。「北の国から」というキーワードがあったので、わがままな父親像でもいいのかな?と戸惑いながら、今、探りながらの状態で、やさしいけれど強いお父さんをこれから演じていけたらなぁ、と思っています。 |
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高橋ナオヒト監督 |
水曜日に編集作業をして、その時に、今まで自分がやってきた作品と比べてみて、一番自分らしい作品というか、すごく幸せな、「これは、良いんじゃないかな」と自分で思ってしまった部分があります。そして、今日みなさんに演じていただいて「うん、こういう感じ」と自分の中ですんなり納得でき、今は非常に幸せです。 |
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